リスニングDrについて開発者 傳田文夫氏のメッセージ
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傳田聴覚システム研究所・所長
日本音響学会会員
日本リズム協会理事
音楽熟成協会理事
リスニングDr開発者傳田文夫氏 |
西洋音楽を演奏する日本人が、「いくら努力しても西洋人のような演奏ができないのは何故か」というテーマを長年追求した私は、その原因が母国言語(日本人では日本語)にあることを突き止めました。
簡単に言えば、日本人は無意識に日本語なまりの英語を話し、日本語なまりのクラシックやジャズを演奏しており、それは母国語の音と言語習慣に基づく無意識の予測や思い込みが原因である、と結論いたしました。
日本語にある予測や思いこみを排除するため、予測できない音を聴くトレーニングを考案し、加工したクラシック音楽を聴くという手段で実現しました。
その後、この特許を使い、英語耳に矯正する世界初の教材「マジックリスニング」を開発し、楽天市場で人気第一位の大ヒット商品となりました。
この「マジックリスニング」開発直後から、より効果的で内容の濃い教材を、と数年間探していたところ、30数年間にわたり一世を風靡したラジオ番組「百万人の英語」(文化放送)の編集者、小菅淳吉氏に巡り会い、この「リスニングDr.」のための教材を特別に書き下ろして頂くことができました。
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| リスニングDrを聴く伝聴犬 |
「なぜ日本人は英語が聴こえないのか?」「それを解決するにはどうしたらよいのか?」その明快な説明と解決法がここにあります。100年間おまたせしました。もう英語は怖くない!
初級者から上級者まで一生使える宝物です。どうぞご愛用ください。
開発発経緯
「音楽に国境がない」とよく言われますが、実は言語以上に音楽には国境があったのです。この英語用聴覚トレーニングシステムは、長年音楽教育に携わり、音楽教育や演奏の矛盾から、どうして上達できないのかという素朴な疑問を重ねたことに、その端をを発しました。
音楽のセンスの根底には言語習慣がある。その理論が正しければ言語にも使えるはずだということで研究を進め、こうして英語教材をお届けできるようになったわけです。
大きくいいますと、文化の根底には言語習慣があります。耳に特定すれば、われわれは歳を重ねるに従って、日本語を聞き取るため、微細な感情をも聞き取るために発達していきます。それは英語が果たす英語圏の文化的背景による言語習慣とは大きく異なっています。
例えば、日本語の特徴として、童謡や演歌を考えればお分かりのことと思いますが、50音全て一音一音符(一リズム)を当てはめて歌います。
この日本語のリズムは、時には二つ(四つ)とまとまり、三つまとまり、また俳句などは五つや七つのまとまりとなり、その周期的なリズムは一様ではなく、早くなったり遅くなったりしています。日本語でのラップは一音一音符を当てはめるために非常に難しいことになってしましますが、英語だと一音符の中にシラブル(音節)、単語を当てはめることができます。
この一音一音符の日本語の習慣を、英語を聞く時に無意識に当てはめてしまう、ということがおこります。これがカタカナ英語や日本人の演奏に表れているわけです。
つまり周期的なリズムの流れでとらえられない、ということです。
また日本語は子音が付属的で、母音に感情を込めたり、母音に微妙な変化をもたせます。つまり聞き手側は、語尾変化を聴き取り相手の感情を判断しています。この微細な音を聞く感性は世界に類がない、と思われるほど敏感な感覚を持っていると思われますが、外国語(特に西洋の言語)を聞き取る場合、出てもいない母音を予測し、英語等で優勢な子音を聴き取る習慣がないために(日本語では付属的であるため)、たいへん強い語頭、語尾の子音が聴こえない(認知できない)ということがおこります。
一般的に、母音の音程は低く(男性で500ヘルツ、女性で1000ヘルツ前後)、強い子音は8000ヘルツあたりにまで伸びていることもあります。上述しましたように、私たち日本人は、母音に重要な意味を持たせますので、この低い周波数である母音部にいつも焦点を当てて相手の感情を計ろうとしています。そのため子音が聴き取れないという障害が出てしまうわけです。
また一音一音符を当てはめるため、西洋言語のような周期的なリズムが理解できません。皆様方の中にはカラオケで歌った経験がある方も多いと思いますが、必ず伴奏よりも遅れてリズムを取るほうが、私たちには馴染むやすく、またうまいという認識があり、そのほうが音楽的にも上手く聞こえるのです。これが英語を話す、聴き取るときに大きな障害になるので、周期的なリズム、強弱のリズムが理解できないのです。
そのため本システムでは音楽の強い部分だけを取り出し、肉をそぎ落とします。つまり響きや基音(楽音)、残響などをそぎ落とすと、 その音楽の骨の部分だけがのこります。すなわち低周波を取り除き高周波だけにすることにより、はっきりしたリズムがでてきます。これにより、リズムを認知させることができるのです。
また、低い周波数に固まってしまった聴覚、ズームレンズに例えれば、錆び付いて固定化してしまっているズームレンズに油を差し、遠くも近くも見えるようにする、といったらよいでしょうか。そういった働きにより、日本語で多く使われる周波数帯より低い周波数帯の音から、子音を聴き取るための高い周波数の音まで、幅広く聴き取ることができるようになるのです。
さらに聴こえる方向を変えることにより「こういう音がくるだろう」という予測を裏切ります。音は聞こえているわけですから、想像力が働きます。しかし予想と違うということで慌てて脳が音を追いかけることになりますので、日本語の想像力は働かなくなります。それによりあるがままの音を認知させることができるのです。基本的にこれを習慣づけるために、二週間から三週間の期間が必要になります。
この方法によって聴こえ方だけでなく、敏感な方においては精神的な側面や体調面の変化まで確認できるかもしれません。
一旦開発された耳は大変新鮮なもので、獲得した感覚は一生ものです。これは味覚や臭覚がどんどん発達していくことと同じです。しかしトレーニング後、数週間するとその新鮮さは消えていきます。それはその開発された耳が標準の耳になるためですが、その気になって耳を傾けると、その優れた耳はすぐに発揮できることになります。
人間の感性は限度がなく、一回目のトレーニングで殆ど開発できますが、数ヶ月間経ちますと、潜在的な感性が芽生えてきます。そこで二回目のトレーニングを行います。こうして繰り返すことによって、より深い感覚へと導くことが可能になりますので、生涯を通して使って頂けるものとおもいます。またこのトレーニング一回の履修で今ひとつ効果が判らないという方は、数ヶ月の休みをあけながら、数回繰り返してあきらめずに使ってみて下さい。感性、感覚も次第に水面下から首をもたげるはずです。
聴覚トレーニングシステムの開発に至った初期段階の経緯をお知りになりたい場合は「芸術現代社刊 ’日本人はクラシック音楽をどう把握するか’ 傳田文夫著」をお読み頂きたいと思います。
株式会社傳田聴覚システム研究所
所長 傳田文夫 Denda Fumio
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